イージーオーダーしてもリーズナブル ナックルフィンミキサー
ニチゼン式 撹拌カイゼン法
難易度の高い撹拌の場合 解析シュミレーションを活用する企業もありますが、 解析シュミレーションの結果は基本的に実験結果と比較検証することが必要で、場合によっては実験結果に合せて補正する必要もあるようです。
解析シュミレーションには時間がかかり、結局 実験も必要であることから、弊社は解析シュミレーションは活用せず、テスト(実験)で対応するようにしています。
弊社は難易度の高い撹拌の場合 あるいは撹拌不良で撹拌カイゼンを試みる場合等、下記のようなテスト・設計最適化により、撹拌カイゼンを実現しています。
ステップ1・・・撹拌性能指標の最適化
最初に 弊社が推奨する撹拌性能指標を最適化してカイゼンします。
お客様より被撹拌物物性の詳細等をヒアリングします。 ⇒ 過去の納入実績等を参考にして想定値を決定します。 
⇒ 難易度の高い撹拌と判断した場合等 必要に応じてテストを実施します。
テストを実施する場合は 撹拌性能指標の数値を変化させることにより、被撹拌物物性の影響を確認します。
テストの結果を 撹拌性能指標の数値にフィードバックさせ、傾向を把握し、撹拌性能指標を最適化しています。
ステップ・・・撹拌翼プロファイルの最適化
撹拌の難易度が高く、ステップ1の撹拌性能指標を最適化しても、カイゼンできなかった場合は さらに撹拌翼プロファイルを最適化してカイゼンします。
弊社のナックルフィン翼は 多彩な形状を実現できる2.5次元翼で、微妙な調整が可能な形状なので、他撹拌機メーカーの高性能翼よりも イージーオーダー性は高いと自負しています。(同一翼径でも撹拌翼プロファイルは3パターン以上)
弊社は他撹拌機メーカーよりも より細やかに調整し、撹拌翼プロファイルを最適化しています。
ジャストフィットで撹拌カイゼン
弊社の撹拌カイゼン法は 高度な技術で撹拌性能アップを実現するのではなく、上記で説明したように2ステップで設計最適化し、お客様の”ニーズにジャストフィット”する設計で撹拌カイゼンを実現しています。
弊社の撹拌カイゼン法は 撹拌性能を“アップ”させるのではなく、“フィット”させるとお考え下さい。
@ ヒアリングの徹底 ジャストフィット
お客様のニーズにジャストフィットするには、ヒアリングが重要だと弊社は考えています。
撹拌機はシンプルな構造ですので、他メーカーとの差が出し難いこともあり、弊社はヒアリングを徹底し、より詳細にお客様のニーズを把握し、より細やかな設計を心掛けています。
弊社はジャストフィット設計コストパフォーマンスアップ を実現しています。
弊社ホームページのお問合せページの項目が多いのは お客様のニーズをより詳細に把握しようと心掛けているためです。
場合によっては お客様に多くの質問を問いかけて、お手数をお掛けすることもありますが ご協力よろしくお願い致します。
A 撹拌流動状態:○ → 製品品質:? 撹拌性能保証の難しさ
撹拌流動状態が良好だったとしても、製品品質が必ずしも良好になるとは限りません。
難易度の高い撹拌の場合は 吐出力と剪断力の配分比・邪魔板等の諸条件だけでなく、化学反応等の様々な要因が製品品質に影響を及ぼします。 
そのため 撹拌の知識だけでなく、化学等の製品に関する知識(お客様の知識)も必要になるので、撹拌性能を保証することは難しいと実感しています。
撹拌流動状態:○→製品品質:×の場合、弊社では上記に記載している撹拌性能指標の最適化と撹拌翼プロファイルの最適化で対応しており、お客様と協力し合って 原因を突き止め、撹拌カイゼンに取り組んでいます。
弊社のナックルフィン翼は 1種類の撹拌翼で様々な被撹拌物の物性や目的に対応でき、微妙に調整できる形状なので、より細やかに最適化できるメリットがあります。
他撹拌機メーカーの場合 汎用翼 あるいは 大型翼等の独自の撹拌翼を、被撹拌物の物性・目的等に合せて、複数の撹拌翼を選定して撹拌テストを実施することが多いようですが、撹拌翼種類を変更してしまうと、特性が大きく変化して、傾向の把握が難しくなったり、テスト回数が増えてしまうことがあるようです。
B 確実で費用対効果が期待できる撹拌性能アップ法
撹拌流動状態が良好だったとしても、製品品質が必ずしも良好になるとは限らないため、特殊or高性能撹拌機(撹拌技術)を採用しても、必ずしも撹拌性能がアップするとは限りません。
例え 特殊or高性能撹拌機で撹拌性能をアップできたとしても、特殊or高性能撹拌機は一般的に高価なので、費用対効果が合わない可能性が高いようです。
弊社の撹拌カイゼン法はアップさせるのではなく、フィットさせる方法なので、撹拌性能を飛躍的にアップできる可能性は低いかもしれませんが、確実に撹拌性能をアップ(≒カイゼン)でき、費用対効果も期待できます。
C シンプル実践的な撹拌ノウハウの必要性
撹拌関連の専門書を読んでも、理論的な文章が多く、わかり難いと思われることが多々あると思います。
そこで弊社はポイントをおさえ、よりシンプルで、より実践的な撹拌ノウハウを摸索し、お客様にわかり易く説明することが必要だと考えました。(弊社のシンプルな撹拌ノウハウの一例:最小限に絞り込んだ 撹拌性能指標 )
お客様にとってわかり易い撹拌ノウハウであれば、撹拌機メーカーとお客様が相談し易くなります。
難易度の高い撹拌の場合は テストを実施しますが、インプット(テスト条件の検討)では撹拌機メーカーの知識が必要になり、アウトプット(テスト結果の評価)ではお客様の知識が必要になります。

相談し易ければ 撹拌機メーカーとお客様がお互いの知識を融合できますので、シンプルで実践的な撹拌ノウハウ が必要だと確信しています。
D 撹拌機をイージーオーダーするためのテスト
量産品をメインにしている撹拌機メーカーが 標準仕様品(量産品)の実機にてテストを実施することが多いせいか、テストの結果を撹拌可能かどうか? OK or NG で単純に判断するものだと、考えている方が多いような気がします。
実機テストの多くは 標準仕様品で撹拌可能かどうか?を確認するテストなので、OK or NG で単純に判断するだけになってしまいます。
弊社の場合は テストの結果は OK or NG だけではなく、撹拌機(撹拌翼)をどのようにイージーオーダーすれば良いか?を確認するテストを実施しています。
テストは実スケールの撹拌容量等によっても、テスト条件は異なりますので、闇雲にテストを繰り返しても 時間の無駄になり、ただ実施すれば良い訳ではありません。
お客様が要求する撹拌機の仕様に応じ、スケールアップを想定したテスト条件を検討し、お客様と相談しながらテストを実施することが重要だと考えています。

特に難易度の高い撹拌の場合は 邪魔板等の諸条件も要因になることがあり、状況に応じたテスト条件 ・記録(測定)項目等、より詳細に検討する必要があります。
なお 弊社のテストは
予想以上に日数がかかる場合がありますので、テストを希望されるお客様は納期に余裕を持ってお願い致します。

※テスト結果によっては 結果に応じた新規形状の撹拌翼が必要な場合もあり、撹拌翼の設計製造だけで1ヶ月弱かかる
  ため、テスト期間は2〜3ヶ月かかることも多々あります。
E スケールアップ製品完成後の対応
小スケールのテストでは問題なくても、スケールアップした後の製品の撹拌性能が芳しくないことは多々あることです。
弊社では小さいサイズの撹拌翼であれば、交換して対応することになりますが、大きいサイズの撹拌翼の場合 弊社では改造して対応するようにしています。
弊社の場合 予めスケールアップ後の対応を想定して、撹拌翼を設計するように心掛けています。
大きいサイズの撹拌翼を設計する際は ナックルフィン翼の高いイージーオーダー性を生かし、スケールアップ後でも改造し易い形状に設計するようにしています。
難易度の高い撹拌の場合は 事前にスケールアップ後の対応について、お客様と相談するように心掛けています。
F 撹拌カイゼンサービスアドバイス
弊社は単に製品を販売するだけでなく、購入して下さったお客様に 上記のような撹拌カイゼンサービスにプラスして、アドバイスするように心掛けています。
撹拌槽の外形寸法等も撹拌性能に影響しますので 撹拌翼以外の仕様についてもアドバイスすることで、相乗効果が期待できます。
さらに 弊社は生産技術サービスも提供しており、作業カイゼンについてもアドバイスしています。